間取りの変更っていつまでできるの?メーカーが変更に応じないワケ
「間取りの変更っていつまで大丈夫なの?」
とりあえず建築確認をしたのだけど、気が変わって間取りを変更したい、そういうことは人間なので起こりうることです。
今回は、間取りの変更はいつまでできるのかを解説していきたいと思います。
ただ、地域やメーカーによってもその考え方が違うかもしれませんので、参考程度に読んでいただければうれしいです。
・多くのメーカーでは建築確認をした後はできない
間取りの変更はいつまでできるのかというと、メーカーにより異なります。
ただ、多くのメーカーでは建築確認をした後はできないといわれています。
確認申請では、この建築物は建築基準法に適しているかを行政が確認します。
建築確認が受理されて初めて着工できるので、その後の変更はできないのです。
しかし、申請を出し直せば、間取りの変更は現実的にはできます。
ただ1から作り直すのなら、莫大な費用がかかることもあります。
このような理由から、多くの住宅メーカーでは建築確認後の設計の変更を嫌います。
見積もりの中の材料の段取りもあるため、遅すぎる場合は、採算が全然合わなくなってくる場合があります。
また、本当に、変更が可能なのかどうかは行政の方で取り決めがあるので、住宅メーカーだけで一概に決められることではないのです。
・おすすめは「聞いてみる」
「やっぱり間取りを変更したい」と考えたら、とにかく早く担当の人に聞いてみてください。
少しでも早ければ、作業中のものであれば、いくらか費用は必要かもしれませんが、変更してくれるかもしれません。
注文住宅は、費用の発生はそんなに多くないですが、設計士の人は毎日コツコツと図面を描いてくれています。
その作業が無駄にならないように、間取りを考えていく上でしっかりと決めていきたいですね。
ただ覚えていて欲しいのは、断られる可能性もありますので、ダメもとで聞いてみましょう。
今回は、間取りの変更っていつまでできるのかと、メーカーが変更に応じないワケについてお伝えさせていただきました。